早めに始めよう、相続税についてのお勉強

「相続税」と聞いて、「自分には全く無縁のものだから関係ないわ」と思っていませんか?日本人は平均寿命が他の国民よりも非常に長く、元気なので、自分の身内が突然亡くなっ自分に相続の問題がのしかかってくるとはほとんどの人が思っていません。実際に相続税についての話題が周囲で聞かれることも滅多にありませんよね。しかし、「相続」という大きなお金が動く問題は突然やってきます。そしてその時期は誰にも予想ができないのです。では一体、どれくらいの人が相続税を納税しているのでしょうか。実は相続税の納税者はわずか4%強しかいないのです。自分の周囲の人と100人話をしても、その中でたったの4人しか相続税の納税経験がないのですから。だから、「相続税は芸能人や有名人、社長さん達だけの問題で庶民には縁遠い話」と思われているのです。ところが2015年1月より、相続税の基礎控除額を決める計算式が改定されました。今までは基礎控除額の計算式が「5000万円+(法定相続人の人数×1000万円)」でした。よって控除額が大きいので、納税する人が少なかったのです。ところが改定によって、基礎控除額の計算式が「3000万円+(法定相続人の人数×600万円)」に変更となりました。少子化も進んでおり、明らかにきぞ控除額が減額されます。言い換えると庶民と思っている人の中にも相続税を納税する義務のある人が増えるのです。「相続」が発生する時は大なり小なり、人間関係がギクシャクしています。そんな時に知識不足で大変なことが起きないためにも早めに相続税のお勉強を始めておきましょう。

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